No Real :in the headphone

Right Hand

 私は詩を書きたいんじゃないのに、あの子はわかってくれなくて、いつも私を悲しい気持ちにさせる。だから余計に、私は詩みたいなのを書くことが嫌いになってしまって、できるだけ詩的にならないように、ならないようにって、考えるようになってしまった。でも私は、あの子のためだけに書いているわけじゃないから、そんなこと、気にする必要は、ほんとは、ないはずなのだ。そう。そうだ。でも、考えてしまう。あの子に詩みたいだねって言われないように、それだけのために、表現を変えて変えて、表現を消して消していってしまう。

 あの子と接点がなくなったとしても、これはずっと続いてしまうのでしょう。そして今度はまた別の人のせいで、私は私の言葉を永遠に失なうのでしょう。

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