Before Sleeping
ただ日々が続いて、明日もまた、たとえば今眠らなくたって、きてしまう。誰かに伝えたいことがあった。今、それを誰かに伝えられない、私がいる。朝はいつも灰色で、だから私は、眠ることをためらい、とてもとても、不安な気持ちになりながら、それでも眠らなくちゃ、って必死に、眼を閉じる。雨が降りそうで降らないような天気が、いつも、私の心。眠るときの、「だめだ」という気持ちと「ねむらなきゃ」という気持ちの、反転、少しずつ少しずつ切りかわるスピードがはやくなっていって、朝がくる。
まっくらな部屋に眼が慣れて、月の光を少し感じる。耳に届く音はかすかで、世界の中で、私だけがいるような、不思議な感覚。独りであること、相手がいないこと……日々の青さ、私の未熟さ、眼を閉じて感じる、届かない光。不安で、不安で、毎日、毎日、心をいっぱいにしながら、深く、深く、布団にもぐりこんで、心の底にもぐりこんで、なにも見えない。
そして私は今日も、少し明るくなりはじめてから、ようやく「ねむらなきゃ」が勝って、眠る。
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- /in-my-head/ before-sleeping
- Date
- 2008-03-23 19:37 Edit
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