No Real :in the headphone

Null

 よくある話……

 気付いた時には、周りには、誰もいなかった。誰かの笑う声で、僕が笑えたり、誰かがする哀しい眼で、僕が泣けたり、そんなことが、昔はあったのに、今はもうない……

 深く考えれば、考えるほど、先のことが、楽しい輝きがないことに気付いてしまう。毎日毎日、目の荒いやすりで心が削られていく中で、少しだけの得ることと、楽しくない全てがあり、それは結局、失しなうもののほうが多く、死ぬまでずっとないし寿命を全うすることなく、何か自分の中にあった、よくわからないものを、全て損ってしまうことに他ならない。

 他の人々が、この理不尽なシステムの中で、どうやって、保っているのか、わからない。なんで、普通に生きていけるのか、ただ毎日生きて、よくわかないことに盲目的にとりくめるのか、僕にはわからない。

 自分の部屋にいるとよく助けを求めて叫んでしまう……そんなことしたって意味がないのに。いくら、頑張ったって、僕を今見ている人はいないし、僕も、誰かを見れるようになるわけじゃない。

 叫んだって無駄なのだ……どうしたって

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