Summer *Autumn Winter
ぼーっとしていたら、コーヒーがすごく濃くなってしまった。捨てるのはもったいないから、砂糖を多めにいれて飲む。
ばかみたいに濃くて甘いコーヒーを飲んだら、なぜか眠くなってしまった。おかしいなぁ。仕方ないから、少し床に寝そべって、天井を見てみる。まぶたは重いのに、頭の中は妙に冴えていて、不思議な気分。
少し冷静になって、遠くから今の私自身を見てみる。数度目の思考スキャンで、私がとにかく混乱していることに気付く。
今季節は秋なのに、私は強く春を求めている。だけど、冬が終わったとしても、春が来ないような、そんな気がする。夏と秋と冬がぐるぐるまわって、春が来ない。いつからだろう? いつからだろう。いつからだろう、って考えて、わからないからやめてしまう。今はこなくても、そのうちきっと来るはずだから。
眼を天井から壁に落とすと四月のカレンダーがめくられずに残っていた。少し見ていると、それは手を伸ばしてきて、私の肺を掴みながら、こう言った。
「二度とお前に春なんて来ない」
ひどい話だなぁって思って、私は笑う。私は笑う。私は笑う。
- Path
- /in-my-head/ summer-autumn-winter
- Date
- 2005-10-23 01:00 Edit
Archives
- 2010 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
- 2009 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
- 2008 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
- 2007 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
- 2006 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
- 2005 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
